ＯＵＴについて関係者が語る座談会には、創刊５周年時の「みんなニコニコほろ酔い座談会」（ＯＵＴ８２年５月号掲載。出席者／さくまあきら、堀井雄二、柳沢健二、岩崎摂、浪花愛、Ｔ、Ｃ、Ｙ）や、休刊時の「月刊ＯＵＴ興亡録　ＯＵＴ関係者座談会」（Ｔｈｅ　Ｌｕｃｋｙ　Ｈｏｒｒｏｒ　Ｓｈｏｗ　�ｂR５掲載。９５年５月２５日発行。出席者／Ｈ、Ｐ、Ｔ、Ｃ、Ｎ、Ｅ、北沢Ｕ介、堀井雄二）がありますが、ここでは、アニメック第７号（７９年１０月１日発行）に掲載されたものを紹介します。 　内容は、ＯＵＴ創成期の編集者、ライターの声が聴けるものとなっています。出席者は、いたはししゅうほう（漫画家。ペイルココーンの作者）、増尾隆之（漫画家。ペイルココーンのスタッフ）、Ｋ（元ＯＵＴ編集者。ファンロード編集長のイニシャルビスケットのＫ）、ケダマン（伊藤秀明）（編集、セル画描き等。ファンロードのケッダーマン）、速水翼（漫画家）、小牧雅伸（アニメック編集長）。本来は、第８号から連載されるペイルココーンの外伝「熱中ジアーラ怪物編」について、小牧さんが、いたはしさんと増尾さんにインタビューするというものでしたが、たまたまその場に居合わせた人達が次々に加わり、その全員がＯＵＴの関係者だったことから、話題もそのことになってしまったというものです。 　なお、話の中でＫさんが小牧さんと同一人物だと思っている人が多いという点について、これは小牧さんがアニメックで自称をＫとしていたことにより誤解が生じたものです。また、ペイルココーンのレコードの申し込みが来て困ったというのは、ランデヴーに載せたパロディ広告が原因です。